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ABOUT同人ゲーム(全年齢)同人ゲーム(18禁)商業ゲーム(18禁)日記
同人ゲームを中心としたお気に入りのものたちについての感想などをだらだらと。
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2015.11.23 Mon
デイグラシアの羅針盤 : 深海サスペンスADV
制作 : カタリスト

サークル「カタリスト」さんの「デイグラシアの羅針盤」感想です。
EVER17未プレイ(かろうじて序盤だけ知ってるレベル)なのでそれを踏まえた感想です。
感想、というよりこのゲームをどうとらえたか、なので後半ネタバレしかありません。
ネタバレを読んでからプレイしようと思っている貴方、それは絶対に避けた方がいいです!
まずはプレイして、もし途中で詰まったらヒントだけもらう程度のほうがより楽しめると思います。
プレイして感想語り合うのが楽しいので、早くプレイすればするほど楽しい気がします。
私ももっと早く終わらせておくべきだったかも。

【プレイしたきっかけ】
このゲームとの出会いは、C85の時だったかと思います。
同人ゲーム系スペースをいつものようにぶらぶらしていたら「おねーさん絶対こういうゲーム好きでしょ!」と呼び止められたのがきっかけでした。
最初は「何をもって判断したんだ…!?」と思いましたが、実際ミステリー好きなのであらすじに惹かれ<序章>を購入。
サークルさんたちの強い推しがきっかけでしたが、比較的早い段階に知ることができてよかったです。
(誰彼にでも声かけてる感じじゃなくてピンポイントに声かけられたのですごく印象に残ってました)

【立ち絵・CG】
個人的に立ち絵中心でCGが少ないのは一部で言われてるほど気になりませんでした。
でもやっぱり良いシーンにCG入るとテンション上がりますね。
特に縁さんのアレ!!もう感謝としか言いようがない。ありがとう、ありがとう…!

【システム】
のめりこみ気味でプレイしたので途中から気にならなくなりましたが、システムは若干使いづらい面もあったかもしれません。
バックログで発言者がわからなくなる点や、タイトルに戻る機能がないのが気になりました。
考察系のゲームは繰り返し同じシーンをプレイしたくなるので、チャプター機能があったらよかったかも。

【音楽】
全曲オリジナルってこともっと主張していきませんか…?
「おふざけ」が意識まで曲げてくる感じの曲で強烈でした。
ずっと聴いてると頭おかしくなりそうです(褒め言葉)
「回遊」「深海」は聴いていて落ち着くので好き。
深海ということで静かな曲が多めだけどバリエーションがあって良かったです。

↓ここからはネタバレありです。
【キャラクターについて】
・一葉
主人公ポジにして重度のシスコン。ちょっとめんどくさいけど、まあ割と普通の印象。
過去に囚われすぎてる部分もあるけどどっちかってと姉に囚われすぎだ。
SHEEPⅢに超人多いから大したことなさそうだけど、彼も優秀な人なんだよな。
姉が見つかったんだから次は自分なりの生きる意味を見つけてほしい。

・縁さん
泣きボクロがエロいポンコツキャリアウーマン28歳。
個人的には女性陣の中で一番可愛かった。好き。
カードキーのシーンはCG追加に喜んだ人多そうですね。
私はチキンなので縁さんからカードキー抜ける気がしません。
殺されて生存への道が絶える未来しか見えない。
ちょっと地位の割にはポンコツ過ぎない?という面もあるけど
ROMLESに利用されてチーフ添乗員に担がれた感があるのでまあ良し。
そう考えるとほんとまじめで一所懸命なのに報われないなぁ。
柊乃さんとのやり取りは見ててときめくのでこの二人の先を見てみたい。
なんか素直にくっつく未来があまり想像できないけどね…。

・柊乃さん
このゲームで一番好きなキャラ。
本人が先生って呼ばれたくないらしいからさん付けで。
一番生存に向けて前向きな行動をしてた印象。(そのくせ自分には後ろ向き)
最初、このゲームが「主人公と誰か1人」を助けるゲームだと思ってた頃、
いや、助かったのは2人だけど主人公と誰かではなく、
そう思わせて柊乃さんと縁さんが生存する可能性もありじゃない!?とプレイ中に念じてました。違ってたけど。
EXTRAでの彼女とのやりとり、もっと見たかったなぁ。
あれ周りから恋人同士っぽく扱われてたけど絶対片想いですよね…?
そう考えると主人公のシスコンと同程度の引きずりっぷりだなオイ!と思ってしまうのです。
縁さんと末永く同僚以上恋人未満なやりとりしててほしい。

・灯理
本編αですら若干理解できない感あったけど、コンプしてもやっぱり理解できなかった子。
首絞めとか黎理絡みの感情の高ぶりとかトラウマとかでああなったと片づけるには行き過ぎてて
私には最後まで理解不能なままでした。考え読めなくて怖いよ!
ちゃんと妹離れできるか心配になる子。
それぞれが生存に貢献している中、彼女が足を引っ張っていた印象が強かったので、
もう少し守られる対象以外の存在意義がほしかったです。
とはいえまだ若いから仕方ないところもあるの、か?

・黎理
この作品で一番芯が通っててカッコいい子。
やってることはパッと見妨害なんだけど、自分の目的に忠実で、なおかつ生存を諦めてないんですよね。
シスコンというよりは真理を追い求めてる感じだと思ってたから、3周目の姉妹愛っぽさは正直ん?という感じでした。
EXTRAで母親に助けられたことがわかりましたが本人はどうやって知ったのか語られてないのですけど、
薬使うようになる直前とかですかね。
ときわとの相性いいんだか悪いんだかな天才タッグは結構好きでした。

・ときわ
序盤と終盤で全く印象が変わったキャラ。
すまん、最初は「ぶっ飛びすぎてて好きになれない…」とか思っててすまん…。
組織の中で研究ばかりやってて空気読めないキャラになったというだけではちょっと好きになれないかな、と思ってたけど、
アリスのせいで7年眠ってて、実際は高校生くらいのメンタルなんですよね。
そう思うと、あの変人キャラもありな気がしてきました。
柊乃さんへのストレートな好意の示し方も、恋に恋してる女の子の恋愛と思うと、ちょっとかわいく思えてきます。
終盤ではときわのセリフにじーんときました。
某ゲームでも感じましたが、結局リアル人生では選択なんて意識してできないんですよね。
だからこそ自分の選んだ結果に責任もって生きないとな、と思わされました。

・光理
キーパーソンなんだけど出番少ないうえに不憫でかわいそうな子。
彼女のことは多く語られないので、役割的に配置された感が強いキャラ。
姉にキャラ食われてるな…。
とはいうもののときわの妹だから結構な変人なんじゃないかという予想。
もうちょっと出番あってもよかったのでは?EXTRAとかで。

・一瀬
こういうゲームでキーを握ってるのはたいてい姉ですね、わかります。
最初のメールを送ってきた一瀬とSHEEPⅢに乗ってる一瀬は別人だろうなーと思ってたけど
まさか最初の一瀬が本物の一瀬だとはね…。
弟のシスコンぷりが強すぎて、一瀬のキャラが「そこまででもない感」が若干あるから
もう少しキーとしての存在感はほしかったな、と思ってたらEXTRAで一瀬視点がきて嬉しかったです。
…生きてるなら生きてるって言って!(と言ってしまうとこのゲームが始まらない)

・父親二人(野村父、西芳寺父)
この二人の友情、もうちょっと深く突っ込んで見てみたい感。
この二人のお互いにお互いの功績は認め合ってる感じ、嫌いじゃない。
私の中では西芳寺父は死亡ENDなので、死んでから野村父が野村父なりに遺志を継いだりしないかなーと。


【結局自分はどう捉えたのか?】
3つのルートの違い、というより2周目までと3周目(片桐一葉でのプレイ)の違いは何だったのか、
そして本当に起こった出来事は何だったのか…このゲームは「正解がないノベルゲーム」なのですから、
自分がこれだと導き出した答えがあればいいのかな、と思います。
3周目までプレイして、ハッピーエンド寄りに解釈する人と、バッドエンド寄りに解釈する人に分かれる印象ですね。
考察する人によっては生存者は一葉と縁のみで、2周目以降はVDRを用いたシミュレーションだという人もいるでしょう。
3周目が正史だという人もいるでしょう。
私の解釈では後者寄りで、西芳寺父以外の主要なキャラクターは生存している、という形になりました。
そこまで矛盾なくそう考えられると思ったからです。
2周目までは一葉は偽名を使い、他のキャラクターたちも隠し事をしたり、過去に囚われており、その結果どうしてもうまくいかない部分があり、最終的な生存者は2名となってしまいました。
一方、3周目ではExodosでときわが言ったように、その時々で自分が善いと信じる道を選び、その結果を皆が受け入れました。
また、EXTRAは3周目クリアで解放されるものがあり、内容も3周目ありきの繋がり方をしています。
ということは3周目はシミュレーションの結果ではなく、現実に起こったこととして受け入れていいのではないでしょうか。
むしろ1周目・2周目のように過去をシミュレーションする白い部屋のシーンがないことから、
3周目こそが本来至った道で、1周目は「ありえたかもしれない未来」と考えてもいいのではないでしょうか。

作品の構造的には、3周目ENDはあくまでシミュレーションの結果で、実際は主人公と縁さんの2人(+一瀬)生存と考えるのが自然なのかもしれません。
でもハッピーエンド寄りに解釈しても、その解釈を否定する要素はない気がするんですよね。
ということで私の解釈では、3周目が実際に起こった出来事で、7人生存しています。
(ただし西芳寺父は死亡もしくはそれに限りなく近い状態)

自分的ハッピーエンドに繋がる解釈
・四日目に救出された2人⇒片桐一瀬、百井縁。最初のニュースは7年前の事故を指している。
(のでSHEEPⅢの生き残りについてははっきり決まっているわけではない、と解釈)
・光理の生死⇒ダメージは負うが、潜水服を着ているため死亡まではしないはず、と解釈。
個人的にはまた生死の境を彷徨ったりアリス絡みの問題が生まれたりしてドラマが生まれてそうな気がしてる。
・あらすじの「救出された二人の生存者の片割れ」⇒縁さんのこと。

細かいところを考えると矛盾してたりするのかもしれませんが、私はここまでしかたどり着けなかったので、あとは他の方の考える「正解」を読んだり聴いたりするのを楽しみにします。

ちなみに他の方の考察の、「1周目、2週目はテーマパークのアトラクション説」というのを聴いて自分なりに考えてみましたが、史実で助かったプレイヤー以外の名前を入れると全員生存ルートに行けないってトラップ過ぎるやろ!なんてクソゲーなんだ!と思わざるをえない。

3周目に至る分岐方法については比較的すぐわかったのですが、実際分岐した瞬間は結構脳汁出ました。
名前入力にした理由これかよ!と。
ただこれ気づかない人はずっと気づかないで、下手するとそこで終わりだと思ってしまいそうで怖い。
それもひとつの正解なのかもしれませんけど。

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おまけ:へっぽこ推理メモ
プレイ中にこれは…!と思ったのに関係なさそうなあれこれ

・灯理の読みはとうり、光理と灯理は姉妹ではない 
…ん?ひかり、とゆかり、は一文字違い?姉って縁さんのことか!
⇒全然違った…

・柳千晴樹:名前凝ってるから絶対キーパーソンだ!
⇒別にそうでもなかった

・四季の家って本当にただの施設?なんか裏組織的な香りがする
⇒これはどっちでもあり。実際黒いことしてたら私が楽しい。

・20年前の商品であるディバイディングドライといい、遊戯室のゲームのラインナップに柊乃さんが懐かしんでることといい、救護室のカレンダーの日付と曜日でときわが意味深な発言してることといい、もしかしてこの潜水艦2033年のものではないのでは?それこそ20年前のもの?
⇒関係なさそうだけどこの辺深く考えるともしかして新しい切り口になるのか…?


・ときわのキーボード壊れてる発言の意味とは?
⇒配列変更によるもの。ん?と思えたところまではよかったね。
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